情報化社会と人間(総合科目)



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シラバス

2001年度 平成13年度  シラバス
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授業科目名   情報化社会と人間
              (Human Being and Cyber Society)

コーデイネータ  中山 謙二 (所属:工学部)
         Kenji  NAKAYAMA
E-Mailアドレス  nakayama@t.kanazawa-u.ac.jp
開講学期曜日時限: 後期・金曜日・4限
適正人数: 150名
キーワード: 情報技術(IT),情報メデイア,異文化交流,教育,産業構造,医
療技術,

授業の目的:
 デイジタル情報,インターネット,マルチメデイア,電子商取引,ネットビジネスといった言葉が日々の新聞紙上をにぎわしています。実際,情報通信技術とコンピュータ技術の発達,及び情報活用法と情報利用人口の急速な拡大が互いに相乗効果を持ち,情報化は急速な勢いで進展しています。個人の生活レベルから,社会経済活動,世界政治,文化交流等の形態が大きく変わろうとしています。携帯電話のiモードにより,多くの学生にもインターネットが身近なものになっている思います。
 本講義では,まず情報化の現状を実演を交えて概観します。次に,情報通信という側面から情報化の現状と将来性を取り上げます。さらに,情報化の社会的な影響として,異文化理解やコミュニケーションのあり方,経済の変革と戦略的ビジネス,情報
化による教育形態の変革とその効果,及び医療における情報化を取り上げます。情報化は社会のいろいろな側面に浸透し,また,その将来性は多くの可能性を含んでいます。同時に,人間らしさやスキンシップの欠如,情報を利用できる人とできない人の格差,ネット社会の安全性等,いろいろな問題も内包しています。変化が激しく不確定な要素が多いこれらの課題を学生と共に考えてみたい。

授業の内容
                                                       (担当者氏名) (所属)
第1回      ガイダンス,概論                         中山謙二    工学部
第2回   情報化社会を体験してみよう          〃      〃
第3回   サイバー社会の未来像                         〃            〃
第4回     異文化理解とコミュニケーション       楠根重和    法学部
第5回    情報化と国際コミュニケーション        〃      〃 
第6回      情報通信インフラと経済                 飯島泰裕    経済学部
第7回      マルチメディアと戦略的ビジネス         〃           〃
第8回     マルチメディアと学校学習               黒上晴夫   教育学部
第8回    マルチメディアとオルタナティブ・スクール  〃           〃
第10回    医療技術の情報化                         小島一彦    医学部
第11回       〃                                      〃         〃
第12回    グループ討議                                全教官
第13回    パネルディスカッションと総合質疑       全教官

教科書: プリント配付
参考書: 授業で紹介する。
成績評価の方法: 各担当教官から出されるテーマを学生が選択し,小論文を作成する。これを,出題教官が採点し,
            担当教官全員で判定を行なう。出席は2/3以上が必要。
受講者数調整方法:スクリーニング


論 点

◇システムの融合化と人間

コンピュータ化、情報化、ネットワーク化、インテリジェント化を通していろいろな機器、システムが融合されようとしている。このような融合化により、人間の日々の生活、社会の様々な機能、活動が変化しようとしている。そんな中で、
・どのような変化が予想されるか?
・そのような社会環境での人間の考え方、人とのコミュニケーション、価値基準等がどのように変化するか?
・上記のような変革は人間と調和する形で発達できるだろうか?
 

◇バーチャルな世界と人間性




 

ご意見募集

この頁を読まれた方で、「情報化社会と人間」の講義内容、及び上記の論点に関してご意見のある方は電子メイルにてご連絡下さい。授業の参考にしたいと思います。
 nakayama@t.kanazawa-u.ac.jp



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