CD-ROMで起動する場合には、 このような画面になるまでじっと待ちましょう。 なお、改造版フロッピの画面なので、CD-ROM起動時とは多少異なります。 最後の2行に注意してください。
「Please insert MFS root floppy and press enter:」というところで キー入力ができるかどうかが問題です。 キー入力ができれば、普通のkern.flpでインストールができます。 このような画面になるまでじっと待ちましょう。 なお、改造版フロッピの画面なので、普通の起動時とは多少異なります。 最後の2行に注意してください。
まず、改造版kern.flpを用意します。
改造版イメージを使う場合には、 通常のkern.flpと同じようにフロッピに書き込みます。ここでは、余計なところでキーは打たないことがポイントになります。 フロッピを入れて起動します。 そして、下記の画面になるまで黙って待ちます。 内蔵スピーカから音が出るようになっていれば、ピー、ピーと二回鳴ります。
ここで、落ち着いてフロッピを交換します。 30秒だと結構余裕があります。 mfsroot.flpを読み終わると、下記の画面になります。
ここでは、何も入力してはいけません。 ひたすら待ちます。
タイムアウトすると、下記の画面になります。 ここで、カーソル「↓」を押してみます。
反転した部分が移動し、下記のようになれば、まずは成功です。
起動時のカーネル設定メニューが表示され、キー入力が可能であったなら、 PS/2キーボードとマウスを無効にしてしまいます。 不要なドライバの無効化、I/Oや割り込みの変更、 ドライバの有効化などが必要な場合は、同様に設定します。
カーソルキーの「↓」「↑」で下記の状態にして、「Enter」を押します。
以下のように反転部分を移動させ、ふたたび「Enter」を押します。 すると、入力デバイスの一覧が表示され、以下のようになります。
入力デバイスのうち、
「Keyboard
」と「PS/2 Mouse
」を削除します。
まず、
Keyboard atkbd0 1
を反転させ、「Delete」を押します。
この行が消えて、以下のようになります。
(
次に、
PS/2 Mouse psm0 12
を反転させ、「Delete」を押します。
以下のような画面になります。
他に必要な設定があれば、同様に行います。 全てが終われば、「q」を押します。 以下の画面になるので、「y」を押します。
あとは、普通にインストールできるはずです。
FreeBSDをインストールして、再起動します。 下記のファイルができているはずです。 なければ作ります。 次回からは、普通に起動すれば済むはずです。
/boot/loader.conf
# -- sysinstall generated deltas -- #
userconfig_script_load="YES"
/boot/kernel.conf
di psm0
di atkbd0
q
カーネルを再構築する場合には、 PS/2キーボードとマウスを無効にします。 具体的には、下記のようにコメントしてしまえば良いでしょう。
# atkbdc0 controls both the keyboard and the PS/2 mouse
#device atkbdc0 at isa? port IO_KBD
#device atkbd0 at atkbdc? irq 1 flags 0x1
#device psm0 at atkbdc? irq 12
(作成: 2001年7月2日 )